[鹿児島県代表の横顔]

[九州高校野球]鹿児島県代表の横顔 鹿児島実/切れ目ない強力打線

(2021-04-21)
3季ぶり56度目出場の鹿児島実
3季ぶり56度目出場の鹿児島実

 ノーシードながら持ち前の打力で県予選6試合を勝ち上がった。チーム打率3割8分3厘の打線は上位から下位まで切れ目がない。準決勝は好機にそつなく加点し快勝。決勝では終盤に劣勢をはね返す勢いを見せて頂点に立った。
 準々決勝から計3試合の打率が7割近い平石はチャンスメーカーで勝負強さが光る。板敷、小倉は一発を秘め、赤嵜はミート力がある。小技のうまい俊足の福崎は得点に絡む。
 投手陣は、ともに140キロ近い球を投げる左腕赤嵜と右腕大村の二枚看板。赤嵜は20回1/3で失点4と安定し、大村も決勝で緩急をつけた変化球主体の投球で勝利に貢献した。
 県予選で15失策の守備力と打率5割超えの捕手・城下主将の右手負傷が不安材料。だが城下は「チームの雰囲気はいい。しっかりと守備を固めてリズムをつくり、打撃につなげたい」と意気込む。宮下正一監督は「型にはまらず勢いで押し、ゲームの中で選手を育てていきたい」と話した。