[鹿児島県代表の横顔]

[九州高校野球]鹿児島県代表の横顔 大島/粘り強さ、集中力武器

(2021-11-03)
12季ぶり3度目出場の大島
12季ぶり3度目出場の大島

 県予選は6試合中4試合がサヨナラ勝ち。準決勝、決勝は延長13回タイブレークの末に競り勝った。粘り強さと最後まで切れない集中力が持ち味だ。
 大黒柱はエース左腕大野。全試合を1人で投げ抜き68三振を奪った。最速146キロの直球と切れのある変化球が武器で、簡単に崩れない。捕手西田は観察眼に優れ、打者の癖や弱点を見抜き、狙った方向へ打たせて取る。
 打線も調子は上向き。県予選は、ここぞという場面での連打が目立った。決勝では下位打線からの4連打で追いつくしぶとさを見せた。
 大野は打撃でもセンスが光り、広角に打ち分ける。選球眼の良い武田は出塁率が高く、チャンスにも強い。打率5割の西田は長打力を秘め、前山はパンチ力がある。
 初戦の大分舞鶴戦で波に乗り、選抜大会への足がかりをつくりたい。塗木哲哉監督は「強豪との対戦が楽しみ。一戦一戦全力で臨み4強入りを狙う」と甲子園への意欲をにじませる。