サッカーＪ３の鹿児島ユナイテッドＦＣ（鹿児島Ｕ）は２６日、鹿児島市で練習を実施し、報道陣に公開した。３０日の長野戦を控え、ゲーム形式やセットプレーで入念に攻撃の連係を確認。リーグ戦の連敗脱出へ向け、選手らは軽快な動きを見せた。

　負傷中の砂森に代わり、２３日の天皇杯１回戦で初めて先発起用された新加入のサイドバック木出は、田辺からアドバイスを受ける場面もあった。チーム合流直後は戦術面で戸惑いもあったというが、「求められていることが頭の中で整理できた」と徐々に理解が進んでいる様子。リーグ戦で出番が増えることも予想され「攻撃にどんどん関わってチャンスメークする強みを出したい」と意気込んだ。

　同じく今季初出場したＭＦ中村は「短い時間でも攻撃を活性化できた」と手応えを語る。東福岡高の同級生である三宅にも刺激を受けており、「早く一緒にピッチに立てたら」と話した。