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声出し解禁、選手に届いた大声援 サッカーJ3鹿児島ユナイテッド開幕戦 ホーム白波スタジアムの6000人が逆転勝ち後押し
(2023-03-05)

大歓声で鹿児島ユナイテッドFCの選手を後押しするサポーター=4日午後、鹿児島市の白波スタジアム

後半44分、鹿児島U・広瀬(左奥)が同点のヘディングシュートを決める=白波スタジアム

大歓声で鹿児島ユナイテッドFCの選手を後押しするサポーター=4日午後、鹿児島市の白波スタジアム
応援団体「FEUS」の今村俊介さん(24)は、この日が初めての声出しリーダーを務めた。「声援を送れない時期も経験してきた。選手に、熱い応援を届けることができる」
J3は2020年、新型コロナウイルスの影響で4カ月遅れで開幕し、無観客で開催。同年7月、人数制限し観客が来場できるようになった。22年6月に声出し応援が一部解禁。今シーズンは、開幕から全席声出し応援が可能になった。
試合は前半2分、FC大阪に先制を許す苦しい展開。鹿児島市内から来た横山健生さん(13)と母・さおりさん(46)は「この失点で選手も火がついたはず」と声援を送った。
1-1で迎えた後半ロスタイム、こぼれ球に反応したDF薩川淳貴選手(25)が逆転ゴールを決めた。鹿屋市の永利優人君(9)は「声援が選手に届いた」と喜んだ。薩川選手は「アップの時から会場の一体感や熱量を感じていた。応援がゴールにつながった」と感謝した。
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