2023/09/15 11:16

会期前競技【体操】成年男子は頂点に照準/成年女子 丁寧な演技で6位内目指す

9月21~24日・西原商会アリーナ
上位を目指す体操成年女子
上位を目指す体操成年女子
 特別国民体育大会・燃ゆる感動かごしま国体(鹿児島国体)は10月7日に開幕する。会期前競技の水泳、ローイング、ビーチバレーボール、体操、レスリング、ゴルフは9月16~24日に先行開催する。鹿児島県勢は選手・監督ら約170人が参加。郷土の期待を背負い、上位入賞を目指す選手たちを紹介する。

 【体操】
 国内トップクラスの実力を誇る成年男子が優勝を目指す。県スポーツ協会所属は4人。岡は6月のアジア選手権で個人総合を制し、団体2位にも貢献した。東京五輪代表補欠の杉野はあん馬と鉄棒で、長谷川は平行棒、藤巻は鉄棒で高得点を狙う。鹿屋体大で主将を務める金田は、つり輪のスペシャリストだ。廣瀬峰晃監督(鹿児島東高教)は「歴代最強のメンバーがそろった」と自信を見せる。

 成年女子は、丁寧な演技で6位以内を目標を掲げる。チームをけん引するのが、エース小川(県スポーツ協会)だ。鹿屋体大の植村、北野はミスが少なく、同大学院の碩山は得意の段違い平行棒で得点源となりそう。れいめい高時代は、けがに苦しんだ今吉(武庫川女大)も順調に力を付けている。

 8位入賞に照準を定める少年男子は、全国高校総体(北海道総体)で種目別跳馬を制した山崎や、あん馬が得意な山田ら出水商勢を中心に構成。中学3年の川畑(タートルスポーツクラブ)も全国中学校体育大会で個人総合7位に入るなど力がある。

 少年女子は、北海道総体を経験したれいめいが主体となる。1年井出がけがから復帰したのも好材料だ。上山(南中)は得意の平均台は高校生と肩を並べる実力の持ち主。総力戦で決勝進出を期す。

 ☆成年男子 廣瀬峰晃監督(鹿東高教)岡慎之助(県スポーツ協会)杉野正尭(同)長谷川毅(同)藤巻竣平(同)金田希一(鹿屋体大)▽成年女子 岸信博監督(れいめい高教)碩山莉穂(鹿屋体大大学院)小川明日香(県スポーツ協会)植村結衣(鹿屋体大)北野咲希(同)今吉希和(武庫川女大)▽少年男子 松本圭成監督(出水体操ク)山崎海音(出水商高)錦井大翔(同)伊原空翔(同)川畑瞬(タートルスポーツ)山田藏之輔(出水商高)▽少年女子 永峯康雄監督(れいめい高教)齋藤里緒(れいめい高)上山結愛(南中)大磯美海(れいめい高)上原梨鈴(同)井手結月(同)

上位を目指す体操少年女子
上位を目指す体操少年女子