南日本新聞デジタルボード

 導入企業インタビュー

■ 社会医療法人緑泉会 米盛病院

 「南日本新聞デジタルボード」をいち早く導入した、鹿児島市の社会医療法人緑泉会米盛病院・経営企画室の畠中祐樹課長に、取り入れた意図や効果などを聞きました。

2019年7月3日付南日本新聞掲載

「サイネージで待ち時間 リラックス」

― 病院の外来というと、長く待つというイメージがあります。どこも長いわけではないのでしょうが、米盛病院では課題と考えていらっしゃいますか。

畠中

経営企画室 畠中祐樹課長

畠中 患者さまによって症状はさまざまです。診察の結果、新たな検査が必要になってくるケースもあり、予約通りになかなかいかない面があります。

― 2014年に今の病院を開設して新しい機器も入り、医療スタッフも充実しているようです。待ち時間も短くなったのではないですか。

畠中 当院は手術を受けられる患者さまが多くいらっしゃいます。手術のような高度な医療を提供する場合、長時間かかる検査も増えてきます。新しい機器を導入し、医師や検査技師などを増やしたからといって、一概に待ち時間を短くできるわけではありません。

― それでは、別の方法を探らないといけないですね。

畠中 患者さまは不安を抱えて来院されます。「静かなリラックスできる環境を提供したい」というのが(米盛公治)理事長の考え方です。新病院を造る際、コンビニやカフェを入れたのもその一環です。

― 南日本新聞社が昨年10月に始めた「南日本新聞デジタルボード」も運用開始と同時に導入いただきました。決めた理由は何だったのでしょう。

デジタルボード

畠中 テレビを置くという方法があるとは思いますが、「静かなリラックスできる環境」というコンセプトと合わず、(鹿児島市)草牟田に本院があった時代から置いていませんでした。デジタルサイネージはそれに代わるものとして有効だと思っておりましたが、内容がまめに更新されないと、患者さまが興味を持ってご覧いただけません。しかし、まめに更新するには人手が必要で、どの部署が担当するかという問題も出てきます。
 南日本新聞デジタルボードは、当院以外のコンテンツを南日本新聞社で定期的に更新してくれるので手がかかりません。ニュースだけでなく、鹿児島の風景動画や写真もあり、よく整理されています。その辺りに魅力を感じました。

― 内容の魅力を具体的に挙げていただけますか。

畠中 関心があるものは年齢によって違いがあって、全世代が共通して関心の高いものを提供するのは実はなかなか難しい。でも、鹿児島に住んでいれば、世代を問わず鹿児島のニュースや天気予報といったものは知りたい情報だと思います。
 南日本新聞デジタルボードは、もちろん国内外のニュースもありますが、鹿児島のニュースや天気予報だけでなく、県内の話題をいろいろな形で配信してくれます。鹿児島に特化した情報を提供してもらえるのは魅力だと思います。

― 院内で流し始めて半年が経ちました。意図した効果はありますか。

待合室

畠中 待ち合いで患者さまがサイネージをご覧になっている様子をよくみます。このサイネージは、当院が出したい情報も差し込んで流せるということにも良さを感じています。病気のことや診療案内など、患者さまにお伝えしたい情報は張り紙をしていましたが、南日本新聞デジタルボードを入れて配信しやすくなりました。リアルタイムで差し込めて使い勝手もいいです。

― これからどのような使い方を考えていますか。

畠中 待ち時間の対策というだけでなく、予防や治療法のご紹介だったり、インフルエンザ発生状況など病気のことだったり、患者さまにとっても有益な医療情報を発信するツールとしてもっと積極的に利用したいと思っています。5月26日に第2回となる市民公開講座を開き、健康寿命を延ばすことを主題に医療講演などを行いました。このような公開講座や講演会をお知らせしたり、当院で提供している医療を知っていただいたりするための情報もどんどん発信していけたらいいですね。