秋を彩る菊まつりが絶賛開催中ですが…週明けに冬型の気圧配置の予報――13日は雨模様、奄美地方は激しい雨の恐れ

2025/11/12 21:09
桜島を望む庭園に並んだ三重塔や駕籠の作品=12日、鹿児島市の仙巌園
桜島を望む庭園に並んだ三重塔や駕籠の作品=12日、鹿児島市の仙巌園
 鹿児島県内は12日、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の一日となった。鹿児島地方気象台によると、13日の県本土、種子・屋久地方はおおむね雨の見込み。奄美地方は前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る恐れがある。県本土では週末まで曇りが続き、週明けには冬型の気圧配置となり、平年より寒くなるとしている。

 鹿児島市吉野町の仙巌園では秋恒例の「菊まつり」が開かれている。12日は曇り空の下、来場者は黄色、ピンク、白など約1万4000本の花を楽しんだ。24日まで。

 今年で66回目。園内には「篤姫」らを模したおなじみの菊人形、三重塔などキクで飾られた立体作品が並ぶ。12日現在で全体として5、6分咲き。友人2人と訪れた鹿児島市の女性(73)は「丹精込めて作られ、キクの良さが伝わってきた」と笑顔だった。

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