開業から18年…オプシアミスミが売り場拡大へ 隣接地を7.6億円で取得、2027年以降の完成めざす 鹿児島市

2025/11/13 06:56
〈資料写真〉2007年10月、開業を翌月に控えたオプシアミスミ=鹿児島市宇宿2丁目
〈資料写真〉2007年10月、開業を翌月に控えたオプシアミスミ=鹿児島市宇宿2丁目
 鹿児島市のMisumiは12日、同市宇宿2丁目で運営する商業施設「オプシアミスミ」を拡張する計画を明らかにした。ENEOS(東京)から今年5月に取得した隣接地を活用する。用途は決まっていないが、現在の駐車場や建物の改修を視野に入れ、テナントを増やす予定。2027〜28年ごろの完成を目指す。

 Misumiによると、取得した隣接地は5946平方メートル。以前はENEOSの鹿児島ガスターミナルがあり、現在はさら地。約7億6000万円で取得した。平田慶介社長(64)は「具体案は検討中。日常使いができて、いつ来ても楽しいと思ってもらえる施設づくりに努めたい」と話した。

 オプシアミスミは07年の開業。3階建てで、敷地面積2万7816平方メートル、売り場面積は2万1000平方メートル。書店やカフェ、スーパーマーケットなど39のテナントが入る。

 12日は25年9月中間連結決算も発表した。売上高は前年同期比0.7%減の288億4900万円、純利益は60%減の1億7000万円の減収減益だった。石油製品やLPガスの販売数量が落ちたほか、前年同期に保有株式の売却益を計上した反動が主な要因。

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