国会内で開かれた衆院議員定数削減に向けた自民党と日本維新の会の初協議=12日午後
自民党と日本維新の会は12日、衆院議員定数削減に向けた初協議を国会内で行った。自民側トップの加藤勝信政治制度改革本部長は記者団に、連立政権合意に沿って今国会への関連法案提出を目指し、調整を進める考えを示した。維新は現行の定数465の約1割に当たる50議席を比例代表から削減するよう主張するが、与野党から慎重論が出ている。12月17日までの今国会中の法案提出や成立は難航が予想される。
自民は12日、政治制度改革本部の初会合も開催。出席者から定数削減に慎重意見が出た。
自民と維新の協議には、加藤氏と維新の浦野靖人選対委員長代行が出席した。