「第30回釜山国際映画祭」オープニングセレモニーのレッドカーペットに登場した『イクサガミ』(左から)藤井道人監督、藤崎ゆみあ、岡田准一
俳優の岡田准一が9月17日、韓国・釜山で開幕したアジア最大規模の映画祭「第30回釜山国際映画祭」(9月26日まで)に参加。主演・プロデューサー・アクションプランナーを務めたNetflixシリーズ『イクサガミ』(11月13日配信開始)を引っさげ、海外映画祭デビューを果たした。
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今年、Netflixの日本作品として初めて『イクサガミ』とNetflixシリーズ『匿名の恋人たち』(10月16日配信開始)の2作品が〈オンスクリーン部門〉に同時招待され、両作のワールドプレミア上映の場となる。
オープニングセレモニーのレッドカーペットには、『イクサガミ』から岡田のほか、岡田演じる主人公と共に旅をする重要な役どころに大抜てきされた新人俳優・藤崎ゆみあ(※崎=たつさき)、藤井道人監督も登場。招待決定時には映画祭サイドから「日本のドラマ制作のゲームチェンジャー」と称された本作の海外初披露にふさわしい熱気で迎えられた。
レッドカーペット終了直後、岡田は「アジア最大級のフェスティバルである『釜山国際映画祭』から、この作品がどういう風に広がっていってくれるのか楽しみにしています。映画や映像に対する愛が詰まった場所だったので、それが感じられて良かったです」と、明日18日の公式上映への期待をにじませた。
レッドカーペットには、『匿名の恋人たち』のハン・ヒョジュ、月川翔監督、Netflix映画『グッドニュース』(10月17日配信開始)のソル・ギョング、ホン・ギョン、山田孝之、Netflix映画『大洪水』(12月19日配信開始)のキム・ダミ、パク・ヘス、さらにNetflix映画『フランケンシュタイン』(11月7日配信開始)のギレルモ・デル・トロ監督らが登場し、会場を大いに沸かせた。
会場には約5000人が詰めかけ、熱気に包まれたオープニングとなった。釜山国際映画祭は1996年に創設されたアジア最大規模の映画祭で、〈オンスクリーン部門〉は配信ドラマを対象に2021年に創設。今年最も注目を集める作品群が世界に紹介される場となっている。