ポケモン新作ボードゲーム『ポケモンごいた』発表
株式会社ポケモンは14日、ポケモンの新作ボードゲーム『ポケモンごいた』を、2025年12月18日に発売することを発表した。
【画像】絵柄が可愛い!ポケモン新作ボードゲーム『ポケモンごいた』内容
『ポケモンごいた』は、誰がいちばん早く8枚のコマを出すことができるかを競うゲーム。シンプルなルールだが、運と読み合いが絶妙に絡み合う奥深さが特長のゲームとなっている。
2人対2人の協力バトルでありながら、チーム同士でコンタクトが取れないもどかしさも面白く、短い時間でサクッと盛り上がることができるのも魅力のひとつであり、読みが当たってもハズれても、「みんなでワハハ!」と笑って楽しめるゲームとなる。
ゲームの題材となった『ごいた』は、江戸時代末期頃、石川県能登町宇出津地区で生まれた、伝承娯楽。将棋の駒とよく似た竹製のコマを使って、2人1組で相手方と得点を競い合う頭脳ゲームで、運と戦略が絶妙なバランスで交差する和製ボードゲームの傑作とも言われている。
シンプルながらも奥が深い能登町の伝承娯楽の面白さはそのままに、ピカチュウをはじめとしたポケモンたちがコマとなった、『ポケモンごいた』が発売することになった。
■ゲームの流れと『ポケモンごいた』のアクション
・ゲームの流れ
『ポケモンごいた』は、2人対2人のチーム戦です。ひとり8枚のコマを使って、互いに攻防し合うゲームです。持ちゴマを最初にすべて場に出した人があがりとなり、あがった人のチームに得点が入ります。チームで合計150点取ったほうが、勝利です。
・『ポケモンごいた』のアクション
『ポケモンごいた』では、【受け】・【攻め】・【なし】という、3つのアクションがあります。
【受け】:相手と同じコマを場に出すことを、【受け】と言います。
【攻め】:【受け】た後に、場に自分の好きなコマを出すことを、【攻め】と言います。
【なし】:自分の手番をパスしたいときは、【なし】を宣言します。
親から反時計まわりに、4人が順番に、【受け】と【攻め】を繰り返し、相手と同じコマで【受け】、好きなコマで【攻め】る。パスのときは、【なし】を宣言します。
・『ポケモンごいた』の遊びかた
【1】最初に、親とペアを決めよう!
4枚のコマを使って、親とペアを決めるよ。
チームのペア同士は向かい合って座り、親から反時計まわりに、ゲームスタート!
【2】親から【攻め】る!
親はまず、自分の場の「受け1.」に、裏向きでコマを1枚出すよ。
次に、「攻め1.」に表向きでコマを1枚出すよ。下の段に表向きで好きなコマを出すことが、【攻め】だ!
【3】順番に【受け】て、【攻め】よう!
次の人は、前の人が出した「攻め1.」と同じポケモンのコマがある場合、自分の場の「受け1.」に表向きでコマを1枚出すよ。相手と同じコマを出すこと、これが、【受け】だ!
その後、自分の好きなコマを1枚出して、【攻め】るよ!
相手に【受け】られにくそうなコマを選ぶことが、ポイント!
【受け】ができるコマを持っている、持っていないにかかわらず、【なし】を宣言したら、次の人の手番になるよ。
【4】試合終了!
4人が順番に、【受け】と【攻め】を繰り返して、最初に8枚のコマをすべて出した人が、あがりだ!
チームに得点が入り、先にチームで150点取ったほうが勝利!
コマの左下に書かれた数字が、コマの点数だよ。
■コマについて
コマは、全部で8種類あります。(「ミュウツー」と「ミュウ」は、同じ扱い)
コマによって枚数と点数が異なります。そのため誰が何を持っているか、次は何を出すか、何を残すか、という読みと戦略が必要になります。
基本、相手が出したコマと同じコマであれば受けられますが、「ミュウツー(ミュウ)」には特殊ルールがあるので、この特殊なコマをうまく使うことがポイントにもなります。