尾上眞秀、舘ひろしは「すごい人」 まさかの理由で会場和む

2025/11/14 18:22
映画『港のひかり』初日舞台あいさつに登壇した(左から)舘ひろし、尾上眞秀 (C)ORICON NewS inc.
映画『港のひかり』初日舞台あいさつに登壇した(左から)舘ひろし、尾上眞秀 (C)ORICON NewS inc.
 俳優・寺島しのぶ(52)の長男で、歌舞伎役者の尾上眞秀(13)が14日、都内で行われた映画『港のひかり』初日舞台あいさつに登壇。主演の舘ひろし(75)の印象を語り、会場を和ませた。

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 本作は、北陸の港町を舞台に、過去を背負う元ヤクザと、光を失った少年との年の差を超えた友情を描いた感動作。主人公の“おじさん”三浦を舘、不慮の事故で両親を亡くした盲目の少年・幸太を歌舞伎界の新星・尾上、成長した青年・幸太を眞栄田が演じる。監督・脚本を藤井氏が務め、カメラマンの木村大作氏と初タッグを組んだ映像美にも注目が集まっている。

 冒頭のあいさつで、尾上は「早くみなさんに観てもらえたらと思っていたので、きょうは本当にうれしいです」と緊張をにじませながらもにっこり。本作に寄せられた「古き良き日本映画でした。この令和の時代にこの作品が生まれたのがいいなぁと思いました」という感想に、舘が「大作さんのこだわりで35ミリのフィルムで撮影されて、画の奥深さを感じました」と語るなど登壇陣がリアクションを見せる中、平成24年生まれの尾上は「昭和とかはあんまりわからないんですけど」と戸惑いを見せつつ、「フィルムで大作さんに撮ってもらえたことがあとあと貴重なことだと知って、すごいうれしいです」と語った。

 撮影現場での舘の印象について、尾上は「すごく優しい方」と表現。続けて「撮影で船に乗るシーンがあったんですけど、その日波が荒れていて、僕が酔いそうっていったら、『波とかを全部楽しめばいいんだよ』っていってくださって、それで酔わなくなって、すごい人だなって」とエピソードを披露。やさしいまなざしでとなりで聞いていた舘は「酔いそう、酔いそう、って思い込んでしまっているように見えたので、楽しんじゃえって」と振り返り、その様子に会場はほっこり。

 さらには、本作の出演者で気になる人を聞かれると、尾上は「舘さん」と回答。「あったかいというか、すごいほっとさせる声ですごく好きです」と話し、舘は照れながらもうれしそうにほほをほころばせていた。

 イベントにはほかに、俳優の眞栄田郷敦(25)、藤井道人監督(39)も登場した。

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