芳根京子&高橋海人、互いの魅力を褒め合い合戦「超プロフェッショナル」「すごく安心」

2025/11/14 19:50
映画『君の顔では泣けない』公開記念舞台あいさつに登壇したKing & Prince・高橋海人
映画『君の顔では泣けない』公開記念舞台あいさつに登壇したKing & Prince・高橋海人
 俳優の芳根京子、King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)が14日、都内で行われた映画『君の顔では泣けない』公開記念舞台あいさつに登壇した。初日を迎え、改めて難役を乗り越えた2人が印象の変化を明かすなか、褒め合い合戦を繰り広げた。

【写真】感極まる芳根京子にハンカチ差し出すも断られる高橋海人

 作家・君嶋彼方氏のデビュー作を実写化。高校1年生の夏。プールに落ちたことがきっかけで体が入れ替わってしまった陸(芳根)、まなみ(高橋)。2人が15歳から30歳までお互いの姿のまま、さまざまな人生の岐路に立ちながらもときに衝突、ときに苦しみを分かち合いながら、必死に生きていく姿を描いた新しい“入れ替わりもの”となっている。

 高橋は「もともと芳根京子という人間を存じ上げさせていただいておりまして…番組とかでも明るくてハッピーなオーラがあって、表現における引き出しも多くて芳根ちゃんが出ているシーンがまた見たくなる方。いい意味でそのままで、ハッピーなおふざけ女子。でも現場に入ると超プロフェッショナル」と感服した。

 その上で「支えたいなと思っていたんですけど気づいたら芳根ちゃんの人間のエネルギーに自分含め現場のみなさんが引っ張られて楽しい時間が過ごせた。同世代の方がこうして主演で背中をみせられることが衝撃でカッコよくて…自分も主演を任された際にはかっこよく楽しく現場を引っ張られたら」と刺激を受けたことを振り返り、芳根は「ありがとうございます」と頭を下げあった。

 一方、芳根も過酷な日々を回想しつつ「楽しい方、お話しやすい方とは思っていたけどお芝居の間だったりなんておもしろいボールを投げてくるんだろうとお芝居の印象が強かった」と高橋の役者としての一面を称賛。

 宣伝活動を経て「あの時に感じられなかった陽のエネルギーを感じて。高橋くんがいる日はすごく安心。高橋くんが一緒だと二人でひとつ、いいものを届けられればいんだと思える感覚。それでいいんだよと言ってもらえるような優しく明るい雰囲気をもらえていた。撮影と宣伝期間、役者、バラエティーや取材でのきらきらする姿といろんな姿がみれた」と身近で感じた魅力を明かした。

 さらにイベントでは君嶋氏からサプライズで手紙が読み上げられた。実写化において不安を抱えていたという君嶋氏が、試写を観た際に「心配は杞憂でした。不安が一気に吹き飛びました」と作品の出来ばえに感嘆。「見事に陸とまなみを演じきってくれました。もっとこの2人のやりとりを見せてくれと思いました」と2人に感謝し、特に自身にとっての初めての主人公となる陸を演じた「魅力的に人間くさく演じてくれた」「芳根さんの陸をみて、もっと陸のことが書きたいと強く感じてしまいました」といわしめた。

 芳根は「こんな光栄なことがあるんだ。その先の陸を私もぜひ、読ませていただきたいと思ったので楽しみにしております」と期待を寄せていた。

 なお、この日は林裕太、坂下雄一郎監督も参加した。

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