鹿児島県・奄美大島近海のサンゴが産卵期を迎えた。龍郷町芦徳の倉崎海岸沖では5月21日夜、精子と卵の入った淡いピンク色のカプセル(バンドル)が無数に放出され、夜の海を幻想的に彩った。奄美海洋生物研究会の興克樹会長(53歳)が撮影した。 写真は、無数のバンドルを放出するハナガサミドリイシ=21日午後、龍郷町芦徳の倉崎海岸沖(興克樹さん撮影)