宮崎県の都城市消防局は、救急搬送時にマイナンバーカードに健康保険証をひも付けた「マイナ保険証」を活用し、搬送者の受診歴や薬の処方歴などを取得する実証実験を始めた。情報を一括して迅速に把握し適切な搬送先選定や効果的な治療につなげる狙い。機器を貸し出す消防庁の事業を利用して約2カ月間実施し、検証する。