垂水市役所
鹿児島県垂水市の市議会総務文教委員会で19日、2025年度一般会計補正予算案から尾脇雅弥市長らの台湾視察の費用141万円を削除する修正動議を賛成3、反対2で可決した。26日の最終本会議で採決される。
当局は市長を含む職員ら4人が訪問する想定で、日程や訪問場所は決まっていないと説明。動議を出した委員は「十分な準備がされていない。小さな額ではなく市民の理解を得られるか疑問」と主張。反対した委員は「視察するかは市長の判断。今が好機との思いもあるはず」と述べた。市企画政策課は視察の目的を「幅広い分野で交流を深め、相互理解と信頼関係を築くため」とした。