「年齢の割に毛並みがよかった」…人気者「スバル」死ぬ 長野から鹿児島に来て早13年、2頭の子を残し「天寿を全う」 平川動物公園

2025/09/21 20:35
生前のスバル(平川動物公園提供)
生前のスバル(平川動物公園提供)
 鹿児島市の平川動物公園は19日、飼育していたレッサーパンダのスバル(雄、15歳2カ月)が17日に死んだと発表した。死因は肝不全。同園は「飼育下での平均寿命は14~15歳。天寿を全うした」としている。

 スバルは長野市の動物園で生まれ、2013年5月に平川に来園。その後、2頭の子を残した。8月末から食欲不振などの症状が見られ、園内で治療していたが、9月17日昼過ぎ、息を引き取った。

 福守朗園長(54)は「年齢の割に毛並みが良く、かわいかった。長い間、子どもたちの人気者でいてくれて感謝している」と話している。同園で飼育するレッサーパンダはメロディー(雌、8歳)だけになった。

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