アフガニスタン駐留米軍の最大拠点だったバグラム空軍基地=2021年7月(共同)
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は19日、トランプ政権がアフガニスタンで米軍の最大拠点だった首都カブール近郊のバグラム空軍基地に小規模な米軍部隊を配置する案について、イスラム主義組織タリバン暫定政権と協議していると報じた。対テロ作戦の拠点として軍用機やドローンの配備を検討しているという。米政府当局者の話として伝えた。
米軍は2021年、アフガンから完全撤退した。撤退に伴いバイデン前米政権はバグラム空軍基地をアフガン側に引き渡したが、トランプ大統領は手放すべきでなかったと批判。トランプ氏は18日、タリバンに返還を求めていることを明らかにしている。