土居志央梨『虎に翼』スピンオフ『山田轟法律事務所』ラストシーンで「胸がいっぱいに」 名古屋市市政資料館でロケ

2025/11/06 10:47
連続テレビ小説『虎に翼』スピンオフドラマに出演する土居志央梨(C)NHK
連続テレビ小説『虎に翼』スピンオフドラマに出演する土居志央梨(C)NHK
 2026年3月に放送予定の、連続テレビ小説『虎に翼』スピンオフドラマ『山田轟法律事務所』に出演する土居志央梨が、先月、名古屋市東区の名古屋市市政資料館で行われた収録にあわせて取材に応じた。

【画像】別作品では見事な開脚ダンスを披露する土居志央梨

 本作は、『虎に翼』で猪爪寅子(伊藤沙莉)が進学した大学でともに法律を学んだ同級生で、男装を貫いた山田よね(土居)が主人公。戦後、同窓の轟(戸塚純貴)とともに、かつての職場で空き店舗となっていた上野のカフェー「燈台」で立ち上げた法律事務所を舞台に、二人がどのように歩み出したのかを描く。『虎に翼』本編では語られなかった、よねと轟の関係や、女性の社会進出に情熱を注いだよねの信念に焦点を当て、弁護士の視点から『虎に翼』の世界を掘り下げる。

 土居は、「『虎に翼』がクランクアップした時からスピンオフをずっとやりたいと言っていたのですが、そこからかなり時間が経って、もうさすがにないのかなと思っていたところに、スピンオフ企画が決まったというお話を聞いたので、本当にうれしかった」と振り返った。

 今回の撮影では、「放送が終わってからもいろんな方からたくさん感想をいただいたことで、自分の中でさらに『虎に翼』への理解や愛が深まり、よりディープなところに入って演じている気がしており、ありがたい経験だなと思いながら毎日撮影に臨んでいます」と報告。

 名古屋市市政資料館は『虎に翼』本編の女学生時代のロケ地でもあり、寅子のモデルでもある三淵嘉子さんが働いていたゆかりの地。土居は「昔の学生時代を思い出すような感覚で、久しぶりに来た場所というよりかは、学生時代を過ごした場所に戻ってきた感覚で、とてもほっこりとした気持ちです」と話した。

 取材日の前日にラストシーンを撮影したことを明かし、「とても素敵な演出があって、演じながら泣きそうになりました。とてもすばらしいシーンになっていますので、ラストシーンまで見逃さずにご覧いただきたいです」と呼びかけていた。

 『虎に翼』スピンオフ『山田轟法律事務所』は、総合テレビで2026年3月放送(全1回=72分※NHK ONEで同時・見逃し配信予定)。

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