「N organic(エヌオーガニック)」新CMに出演する前田敦子
俳優の前田敦子が、7日より公開された「N organic(エヌオーガニック)」新WEB CM「一年間頑張った肌と私にご褒美を」篇に出演している。今年でデビュー20周年を迎えた前田にちなみ、アイドル時代のMVをオマージュした要素がいくつも隠れたCMとなっている。またCMと同時にメイキング映像、インタビューも公開された。
【動画】懐かしのMVをオマージュしたCMに出演した前田敦子
撮影は、ホリデーギフト「N organic Holiday Collection 2025」のコンセプトに合わせ、冬の中に感じる暖かさを思わせる、ホリデー感あふれるセットで実施された。さらに、前田のアイドル時代を思い起こさせる小物が随所に飾られるなど、特別な演出も。
撮影終了後には、花束と“ATSUKO MAEDA HAPPY 20TH ANNIVERSARY!”のメッセージが添えられたボード、そして特製のケーキがサプライズで贈られた。前田は驚きつつも「お誕生日以外でこんなにお祝いしていただいたの、初めてです!」と顔をほころばせ、温かい拍手に包まれながら撮影は和やかに締めくくられた。
■前田敦子 インタビュー
――今回撮影したCMの感想や、見どころを教えてください!
日常の中で感じるホリデーのワクワクした雰囲気が、とても素敵だなと思いながら撮影していました。昔のアイドル時代のMVをオマージュした部分がいろいろあって、撮影していてもすごく楽しかったです。CMを観てくださる方たちにも(どのシーンがどのMVなのか)分かってもらえるかな?という楽しみも盛りだくさんです。
――撮影で難しかった点はありますか?
普段から愛用しているママチャリを運転するシーンが多かったので、日常と変わらず全然大変ではなかったです!(笑)
――今回のCMには、アイドル時代のMVをオマージュしたシーンもありました。当時の自分と比べて、一番「変わった~」と感じる部分はどんなところですか?
今年で20年になるんですが、当時は10代だったので、時間の流れはすごく変わったなとは思います。長く続けてきた分、余裕を持って、自分のペースで向き合いたいと、ここ最近特に考えるようになりました。あとは、肩の力を抜くことを意識しています。
――CMには「一年間頑張った、肌と私にご褒美を。」というメッセージが込められていました。プライベートで“自分へのご褒美”をあげるなら、今一番欲しいものややってみたいことは何ですか?
私は結構自分にご褒美はあげるタイプです。要所要所で思い出に残るものを購入したり、子どもと一緒に旅行に行ったりする時間は最高のご褒美ですね。まだプライベートで海外に行ったことがないので、次にお休みができたら最近子どもが飛行機に慣れてきたので、海外に行ってみたいなと思っています。
――最近、自分へプチご褒美をしたものはありますか?
子どもにいつか渡せるようにと思って、いい時計を購入しました。「かっこいいね」「大事に使ってね」と言われていて、既にもらう気満々です(笑)。
――「N organic Vie ヒアルアップ リフトクリーム」は、肌のなだれに待ったをかけるクリームですが、前田さんが最近、「ちょっと待った!」と思った出来事があれば教えてください。
寝る前に台本を読む習慣があるんですが、大体目をつぶって寝ちゃうんです(笑)。すると子どもに「ママ、いつもそうやって寝てるけど大丈夫?」って言われます。子どもに「やらなくて大丈夫なの?」って怒ってもらっています。よく“ちょっと待った”って言われていますね(笑)。
――今年でデビュー20周年を迎えられました。CMでは“20年先の自分”についても語られていましたが、改めてこの先の20年に向けた抱負を教えてください。
これからの20年は、自分の人生も大事にしたいです。40代にさしかかるっていうのもあるし、子どもも大事な時期だと思うので、いろいろな経験をして自分の人生に厚みを増して、それをお仕事に活かせたら一番幸せです。“前田敦子”っていう人生もちゃんと層を重ねつつ、仕事も着実にやっていけたらいいなって思います。
――では逆に、20年前のデビュー当時の自分にひとこと声をかけるとしたら、どんな言葉をかけたいですか?
20年前は先が1ミリも見えない状況だったので、「20年後も仕事続けられているから、今を楽しんで!」って伝えたいですね。10代、20代でしかやれなかったこともたくさんあったと思うので、「今を全力で楽しんで!」って言ってあげたいです。
――もし20年前に戻ったらやりたいことはありますか?
もうちょっとだけアイドルの自分を楽しみたいです。当時はプレッシャーにも追われていて、生き急いでいたなって思うので。もうちょっと穏やかに、目の前に広がっている光景を噛み締められたらよかったのになって。OGのメンバーとも「忙しなさ過ぎてその時自分たちが見た景色を覚えていられなかったよね」ってよく話すんです。それもそれで経験だったと思うんですけど、夢みたいに終わってしまったので、今戻れるとしたら、1シーン1シーンを心に刻みたいです。
――今年のクリスマスはどのように過ごしたいと考えていますか?
今年は舞台のお仕事で神戸にいる予定なので、子どもと一緒に行けたらいいなと思って準備をしています。12月はデビュー20周年の月で、最後のアイドルとしてのステージもあるので、しっかりと目に焼き付けてきたいなって思います。今年のクリスマスはお仕事のいろんな思い出でいっぱいになりそうです。