8日放送『大阪43市町村を大調査!誰も知らんキング』(C)テレビ大阪
きょう8日放送のテレビ大阪『大阪43市町村を大調査!誰も知らんキング』(後7:54)では、思わず二度見してしまう「なにわのドライブミステリーランキング」が紹介される。
【写真】低すぎるガード、飛び出る歩行者押しボタン、複雑怪奇な歩道橋
同番組は、今まで誰も調べたことのないテーマで大阪府43市町村を徹底リサーチし番組オリジナルのランキングを作成するバラエティー。中川家(守口市出身)、ゲストは岡田圭右(大阪市出身)、ゆうちゃみ(東大阪市出身)。
・大阪市淀川区「低すぎるガード」
目を疑うほど低いガードが存在するのは、JR塚本駅から車で約5分の場所にある「田川第1開渠(かいきょ)」。通常、ガード下は車が通行できるようある程度の高さが確保されているが、ここはなんと高さ制限が1.2メートル。しかもそのガードの上を、JRの回送電車が通過!頭すれすれの距離を電車が走るという、まさにスリリングな光景が広がる。では、なぜこんなにも低いガードになったのか?
・寝屋川市「飛び出る歩行者用押しボタン」
寝屋川市駅から車で約10分。ごく普通の住宅街で、スタッフが違和感を覚えた「歩行者用押しボタン」。なんと、電柱からピッタリ1メートル飛び出している。地元の人も「なぜこんな位置に?」と首をかしげるこの押しボタン。実は、大阪府内には同じような飛び出し押しボタンが多数存在しているという。
・大阪市北区「歩道が広すぎる橋」
大阪市北区と都島区をつなぐ2本の橋、「桜宮橋」と「新桜宮橋」。この橋の歩道が驚くほど広く、その幅はなんと8メートル25センチ。その理由のヒントは、橋が2本並んで架かっていることにある。1930年、日本最大のアーチ橋として開通した「桜宮橋」。しかし、慢性的な渋滞が問題となり、後に「新桜宮橋」が開通した。2本の橋が並ぶことで、歩道が異常に広くなったその背景とは?
・松原市 大阪唯一「矢印だけの信号機?」
近鉄河内松原駅のほど近くにある交差点に、ちょっと不思議な「矢印だけの信号機」が設置されている。表示されるのは、右矢印・左矢印・「しばらくお待ちください」の3パターンのみ。町の人もその存在に気づいていないことが多いこの装置、実は信号機ではない。正式名称は「車両用LED表示板」。交互信号の途中から車両が合流するための案内表示で、大阪府内でもここだけという珍しい存在。
・吹田市 まるで騙し絵「複雑怪奇な歩道橋」
JR吹田駅から車で約3分の場所にある「西の庄歩道橋」。一見すると普通の歩道橋だが、よく見ると階段とスロープが複雑に絡み合い、まるで騙し絵のような構造。自転車でも渡りやすいように、傾斜の緩いスロープを設置。その分長くなった距離を、らせん状に巻くことでコンパクトに収めている。
・大阪市中央区「地上に降りる阪神高速」
阪神高速13号東大阪線、法円坂~森ノ宮間のわずか200メートル。通常、高速道路といえば高架の上を走るが、この区間では一度地上に降りて、一般道と並走。そして再び高架へと上昇する。その理由は、地下に眠る「難波宮遺跡」を守るため。地中を掘ることなく、景観にも配慮して、この区間だけ特別に地上と同じ高さで建設された。