『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』大ひっと御礼舞台あいさつ(左から)角田貴志、本上まなみ、井ノ原快彦、ねこ
劇場版アニメーション『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』大ひっと御礼舞台あいさつが8日、大阪市内で行われ、同作のナレーションを務めた井ノ原快彦(49)、本上まなみ(50)、脚本を手がけた俳優・角田貴志(47)、キャラクターの「ねこ」が登場した。
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『映画 すみっコぐらし』シリーズ最新作となる「空の王国とふたりのコ」は、10月31日に公開されると、初週新作アニメ1位&前作動員102%超えの好発進。
公開から1週間が経ち、反響を聞かれた井ノ原は「友人のお子さんが観に行ったという声も聞きますし、同世代の男性も『泣いた~』と言ってくれました」と喜び。「皆どこか自分と重ね合わせる部分があるんだと思います。大人も子供も性別も関係なく、楽しめる作品だと思います」と語った。
本上は「従妹が一家で観に行ってくれたみたいで、すぐに電話で熱弁してくれました。従妹の旦那さんは『すみっコぐらし』のハンカチしか持たないと言ってくれているみたいです(笑)」と証言。
角田は「なぜかこそっと『観たよ』と言ってもらったり、兄弟がいる方や兄弟のお子さんをお持ちの方からは特に、『関係性を重ねて観ていたので、共感や感動が多かった』という感想をもらいました」と明かした。また「たくさんの方に観ていただいてうれしいかぎりです。5作目ができるかは皆さんに懸かっているので、ぜひ何度も観ていただきたいです」と呼びかけた。
本上は「この映画を観たら、なんだか空を見上げたくなるんですよね。空の色が移り変わっていくのを見ていると綺麗だなあと思うし、空の王国があるのかなと思ったり…皆さんもワクワクすると思います。私たちとの生活ともリンクしているようなお話なので、楽しいけれど地球のことを考えるような時間も持つ作品です。ぜひご覧になられた後に大好きな人と語り合ってほしいです」とアピール。
そして、井ノ原は「この作品にまた参加できてうれしいです。この先、家族を大事にしたい、友達ともっと過ごしたいとか、自分が困った時は助けてと言えるような、そんな皆さんであってほしいなと本作を観て思いました。それぞれ何か1つ、心の中に持って帰っていただけたらなと思います」と語った。
■ストーリー
すみっコの町はここのところずっと雨ばかり。そんなある日のこと、くもり空の上からとつぜん何かが落ちてきた!「だいじょうぶ?」すみっコたちがかけよると、それは空の王国からやってきた「おうじ」と「おつきのコ」だった。王国は今しんこくな水不足で、おうじはひとりで解決しようとがんばっているけど、おつきのコは心配そう。水不足を解決するためのヒントが「みずのしんでん」にあることを知り、すみっコたちも加わって、雲の上の大冒険にいざ、出発!