ドラマ『プロフェッショナル保険調査員・天音蓮』に出演する玉木宏 (C)フジテレビ
俳優の玉木宏(45)が、1月スタートのフジテレビ木曜劇場『プロフェッショナル保険調査員・天音蓮』(毎週木曜 後10:00)で主演を務めることが明らかになった。玉木のフジテレビ連続ドラマにおける出演は、主演を務めた『キャリア~掟破りの警察署長~』(2016年)以来、約9年ぶりとなる。
【写真】スーツ姿で書き初めに挑戦した玉木宏
本作で描かれる舞台は、“保険金”が絡んだ事件や事故を調べる保険調査会社。彼ら保険調査員は、保険金詐欺の疑いがある事案を調べ、その真相を突き止め、不正疑惑を解明していく保険の“プロフェッショナル”。あらゆるものをお金に換算する保険は、人々を守る制度である一方、ときに悪用され、犯罪の温床となり得るだけでなく、冤罪や人の人生を狂わせる事案に発展することも―。
玉木宏演じる保険調査専門会社「深山リサーチ」に勤める主人公・天音蓮(あまね・れん)は常識やコンプライアンスに一切とらわれず、真相解明のためなら、手段を選ばない、不敵な凄腕の保険調査員。かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、“ある保険金殺人事件”で犯人逮捕に失敗し、責任を取って警察を去る。その後、刑事時代の上司に現在の深山(みやま)リサーチを紹介してもらい、所長の人柄と仕事内容に惹かれ、保険調査員として働き始める。
普段は飄々(ひょうひょう)としているが、優れた観察眼を持ち、保険調査員としてのスキルは非常に高く、元刑事としての嗅覚は健在で、人の虚言行動に対する洞察力はピカイチ。また、深山リサーチに所属する仲間の調査員たちと任務を遂行し、瞬発的な小芝居で相手を翻弄(ほんろう)。ときに仲間をも欺く。民間の保険調査員として、張り込み、盗聴、変装、フェイク動画など天音はありとあらゆる手段を駆使し、依頼を受けた保険金詐欺疑惑案件の真相を暴いていく。
■玉木宏
――本作・主演に際しまして、作品への意気込みを聞かせてください。
ここ最近の出演は、時代作品が続いておりましたので、久々の現代劇で飾り物を削ぎ落とされ丸腰な感覚ですが…、ある意味、新鮮な気持ちで撮影に臨んでいます。 地上波のドラマなので、観やすく、視聴者へ響くをモットーにキャスト、スタッフ皆で、良い作品作りをと思っています。
――“天音蓮”という役どころについて。
一言で表現すると“くせ者感”が強い人物です。今後の内容で、理由は明らかになりますが、あまり素直な部分を見せない、見せられない、見せたくない性格だと思います。元職場の上司であった人物の前では、天音の素に近い部分が出ているかもしれません。
――視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
今作は、保険のリサーチ会社が舞台になっており、これまでの映像作品であまりフォーカスされなかったテーマだと思います。保険調査員として支払いに備えた事実確認をするために、様々な事案、裏側の渦の中に入っていくようなサスペンス感、謎解きをするようなミステリー要素もある作品です。 お楽しみいただければ幸いです。