
こだわりの自家製シロップで作ったかき氷=枕崎市栄中町
入來博光さん(46)と、妻の順子さん(46)が2005年に開いた。居酒屋ながら、時短営業やテイクアウト対応を余儀なくされた新型コロナウイルス禍で考案したかき氷が人気を集め、各地からファンが足を運ぶ。
こだわりは、旬の果物や野菜を使った自家製シロップ。夏場は自家農園で収穫したスモモやかんきつ、秋以降はサツマイモや柿など、通年で食べられる。

居酒屋食堂つちふまず=枕崎市栄中町
最近の1番人気はイチゴとスモモのあいがけ(1200円)と、マンゴーやパイナップルを使った「常夏」(1400円)。ふわふわの氷とジューシーなシロップが猛暑を忘れさせる。
昼は日替わり、夜は居酒屋メニューが味わえる。入來さんは「季節ごとに変わるシロップの味わいを楽しんでほしい」と話す。