鹿児島市南部、中山町の住宅街にたたずむ日本家屋風の建物に大浴場や5室の家族湯、食堂を備える。西田賢作店長は「大浴場の庭と大きな窓が特徴。開放感のある温泉で時間を忘れて日頃の疲れを癒やして」と話す。


地下1,100メートルからくみ上げる温泉は40～43度と少し熱め。泉質は炭酸水素塩泉で、切り傷ややけど、慢性皮膚病などに効能があるとされ、「肌にいい」と親しまれる。湧き水を使った水風呂もある。温泉や水は飲用可能で、「ここの水で炊いた米はおいしい」と、くんで帰る客も多いという。


約80台分ある駐車場では、キッチンカーの出店のほか、オリジナルの炭火串焼き、しんこ団子の販売もある。「次はどんなことをするんだろうとわくわくできる場所にしたい」