「局員には話すな」と言われていた高齢者を説得…携帯で話しながらATMを操作する怪しい動き、郵便局員は見逃さなかった

2024/12/03 11:42
署長感謝状を受ける川内元樹さん(左)=南さつま市の南さつま警察署
署長感謝状を受ける川内元樹さん(左)=南さつま市の南さつま警察署
 南さつま警察署は、うそ電話詐欺の被害を防いだとして、鹿児島県南さつま市笠沙の赤生木郵便局の郵便局員、川内元樹さん(42)に感謝状を贈った。

 同署によると、10月初旬、高齢男性が携帯電話で通話しながらATMを操作していたため川内さんが確認。詐欺の可能性が高いと判断し説得、通報した。男性は未払いの通信料を支払うよう指示され、「局員には話さないように」と言われていたという。

 11月20日、上久保悦郎署長から感謝状を受け取った川内さんは「今後も地域の皆さんの財産を守るよう努め、こういった犯罪が身近に起きていることを伝えていきたい」と語った。

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