ドルフィンポート跡地に出現した木下大サーカスの巨大テント=13日午後6時、鹿児島市
21日に始まる木下大サーカス(南日本新聞社主催)の真っ赤な大テントが13日夜、会場となる鹿児島市本港新町のドルフィンポート跡地に出現した。開幕まで1週間、客席やステージの設営準備が続く。
テントは楕円(だえん)形で、高さ約20メートル、長径51メートル、短径43メートル。床面積は約1800平方メートルで、約1800人収容できる。同日は木下唯志社長が陣頭指揮を執り、「すみずみまできれいにしよう」と、団員とアルバイト約40人で広さ約2000平方メートルのテントを洗い上げた。
6本の大鉄柱を中心に外柱120本を立て、テントをワイヤでつり上げた。19日から演目のリハーサルに入り、本番に備える。