ハンドバランスを披露する木下大サーカスの団員=15日、鹿児島市の天文館ベルク広場
木下大サーカス鹿児島公演が21日に開幕するのを前に、鹿児島市の天文館ベルク広場で15日、出張パフォーマンスがあった。山形屋と、公演を主催する南日本新聞社が企画。サーカス団員2人がフラフープなどを使った演技を披露し、買い物客らが足を止めて見入っていた。
細い支柱の上で倒立する「ハンドバランス」では、団員がいったん体勢を崩しながらも、やり直して成功。難度の高い技に挑戦する姿を、来場者は心配そうに見上げながら応援した。
会場には250人ほどが集まり、終了後に団員との記念撮影を楽しんだ。西伊敷7丁目の会社員、上原結美さん(35)は「再チャレンジの場面はドキドキ、ワクワクした。本公演もぜひ見に行きたい」と話した。
木下サーカス(岡山市)営業推進部の新宅新(しん)さんは「幅広い世代が楽しめるサーカスなので、家族みんなで来場してほしい」と話した。公演は来年3月10日まで。