講演する松井大輔さん=27日、鹿児島市国際交流センター
サッカー元日本代表の松井大輔さん(43)が27日、鹿児島市国際交流センターで小学生に講演した。「一生懸命になれるものを見つけ、自分を信じて突き進んで」とエールを送った。
松井さんは京都府出身、鹿児島実業高校卒で、第78回全国高校選手権の準優勝メンバー。Jリーグのほかフランスなど欧州でも活躍した。2010年ワールドカップ南アフリカ大会では16強入りに貢献。昨季限りで現役引退した。
講演では高校時代を「走る練習が多く、きつすぎてサッカーが嫌いになることもあったが、一番成長した時期だった」と回顧。けがに泣かされたこともあった競技人生を振り返り、「山あり谷あり。コツコツ続けることが大切」と話した。日本サッカー協会と全日空が企画。同市でのサッカーU-12全国大会開催に合わせ、県外チームの約50人を招待した。