〈資料写真〉殺処分作業にあたる鹿児島県職員=2024年12月20日、霧島市福山(県提供)
鹿児島県は3日、今季県内2例目の高病原性鳥インフルエンザが発生した霧島市の養鶏場から半径3〜10キロ内の搬出制限区域を解いた。防疫措置完了から10日経過後も異常が確認されなかったため、3日正午に解除した。半径3キロ内の移動制限区域は継続する。
県が半径3キロ内の全9農場と、半径3〜10キロ内から抽出した8農場へ家禽(かきん)に異常がないか聞き取った。搬出制限区域は監視強化区域に移行した。周辺4カ所に設置している消毒ポイントは6日、2カ所に減らす。
2例目は2024年12月20日に発生し、同23日に防疫措置を完了した。今後、新たな発生がなければ、1月14日午前0時に半径3キロ内の移動制限区域を解除する予定。