任期満了に伴う西之表市長選・市議選は2月2日投開票される。市長選には、3期目を目指す現職と新人5人が立候補。再選挙となった2017年に並び、最多6人の争いとなっている。
立候補は届け出順に、会社役員池田恵衣子氏(70)、元市職員鮫島斉氏(47)、医師三宅公人氏(72)、3期目を目指す現職八板俊輔氏(71)、会社員鎌田孝章氏(45)、元市議浜上幸十氏(74)。いずれも無所属。
過去の市長選で争点となった米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う馬毛島の自衛隊基地整備計画は、既に着工し、工期が次期市長の任期と重なる。住民生活への影響が顕在化する中、基地との向き合い方を踏まえ、市政をどうかじ取りしていくかが最大の焦点になる。
池田、鎌田、浜上の3氏が基地整備に賛成の立場。鮫島氏は容認とし、三宅氏が唯一反対を打ち出している。八板氏は賛否を明言していない。各候補とも市の課題の一つとして、1次産業の振興の重要性を訴えている。
定数14の市議選には、現職9、新人5、前職1、元職2の17人が立候補した。
投票は2日午前7時~午後7時、13投票所である(安城、中割、立山は午後6時まで)。午後8時半から市民会館で即日開票され、市長選は9時半ごろ、市議選は10時半ごろには結果が判明する見込み。
期日前投票は1日まで。午前8時半~午後8時、市役所1階「市民おきがる~む」で受け付ける。