宮崎県都城市は6日、1月10日付で支給した昨年11、12月分の児童扶養手当のうち、764世帯計73万300円の過払いがあったと発表した。昨年11月の制度改正に伴い、所得制限がある世帯に対し、システムへの反映を怠っていたのが要因。
転入者から受給申請があり、前住所地に支給額を照会したところ、市の支給予定額と差があったことから誤りに気付いた。
1世帯当たりの過払い平均額は約955円で最大は8540円だった。市は次回支給時の3月に過払い分を差し引く通知文書を対象世帯に発送した。一括での差し引きが難しい世帯に対しては分割に応じる。
市こども政策課は「担当2人で行ってきた確認作業を3人によるチェック体制とし再発防止に努める」としている。