生前のホワイトタイガーのカイ(平川動物公園提供)
鹿児島市の平川動物公園は6日、ホワイトタイガーのカイ(雄・11歳)が死んだと発表した。前日まで特に異常は見られず、急死だった。死因は急性胃拡張。
同園によると、6日朝、トラ舎の寝室で死んでいるのを職員が確認した。室内には観察用のカメラが付いており、前日まで普段通りの様子で、日中は展示もしていた。
母・コハクが2013年に同園で生んだ3頭のうちの1頭。カイが死んだことで同園のホワイトタイガーの飼育数は雄1頭、雌2頭の計3頭となった。
福守朗園長は「体も大きい雄で、たくましく元気いっぱいだった。もっと長生きできていたと思うだけに、本当に残念というしかない」と話した。