南国・鹿児島にも冬将軍どっしり…16地点が氷点下「冬日」を記録、雪かきに追われる市民も 大雪の恐れはなくなるが寒さは続く見込み

2025/02/08 20:45
会社前の歩道の雪かきをする従業員=8日午前、南さつま市加世田
会社前の歩道の雪かきをする従業員=8日午前、南さつま市加世田
 鹿児島県内は8日朝、強い寒気の影響で厳しい寒さとなり、平地の市街地にも雪が降った。霧島市牧之原で氷点下3.9度、鹿児島市で氷点下0.7度を観測するなど16地点で氷点下の「冬日」となり、13地点で今季最低気温を観測した。

 7日夜から8日朝にかけ、薩摩地方の山地を中心に雪が降った。高速道や国道が一時通行止めとなり、雪による交通事故もあった。福岡や熊本への高速バスや路線バスの運行に乱れが出たほか、鹿児島空港発着の10便が欠航するなど、寒波の影響が残った。

 南さつま市加世田の市街地では道路や歩道に雪が降り積もり、雪かきに追われる市民の姿もみられた。

 鹿児島地方気象台によると、大雪の恐れはなくなったが、9日も予想最低気温は鹿児島市で0度と冷え込む。日中の予想最高気温も7度と平年値を下回る見込み。

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