グルメフェアで設けられた焼酎試飲コーナー=14日、東京都渋谷区
IT企業のGMOインターネットグループ(東京)は14日夜、渋谷区のオフィスビル内にある社員食堂で「鹿児島グルメフェア」を開いた。従業員や社外関係者ら約700人が県産食材を使った料理や焼酎を楽しんだ。
毎週金曜日夜、社内外の交流を目的に食堂で「バータイム」を実施。グループ子会社のGMOペパボ(東京)が2019年から鹿児島市内に拠点を設け、自治体との連携事業を展開している縁で、鹿児島県や同市、県酒造組合などの協力を得て実現した。
会場には鹿児島黒牛のローストビーフやキビナゴの南蛮漬けなどこだわりメニューがずらり。焼酎の飲み比べコーナーは列ができた。PRキャラクターのぐりぶーやさくらも登場した。
GMOペパボの佐藤健太郎社長は鹿児島市出身。「ふるさと鹿児島をもっと知ってもらいたい。地域とのつながりをビジネスに発展させるきっかけになれば」と話した。