元メジャーリーガー・松井稼頭央さんが特別コーチ 名門、立教大学野球部のキャンプに「将来が楽しみな選手も」 阿久根

2025/02/23 06:30
立教大野球部のキャンプで、手本を示してアドバイスする松井稼頭央さん(中央)=阿久根市野球場
立教大野球部のキャンプで、手本を示してアドバイスする松井稼頭央さん(中央)=阿久根市野球場
 大学野球の名門、立教大学野球部(埼玉県新座市)が鹿児島県の阿久根市総合運動公園でキャンプを実施している。15~19日は、日米のプロ野球で活躍した松井稼頭央さんが特別コーチを務めた。往年の名選手や将来のスター候補に会いたいと、市民らが連日スタンドに足を運んでいる。

 同部の阿久根キャンプは初めてで、部員100人のうちトップ選手ら40人が1日に到着。市や商工会議所などが2日に歓迎式典を開き、ブリや牛肉、豚肉などの地元食材を差し入れた。

 19日午前は松井さんが打撃練習の様子を見守った。部員からフォームの相談を受けると、何度も手本を示しながら指導し、「自分たちでメニューを考え、本当によく練習している。将来が楽しみな選手もいる」。阿久根の印象は「設備も環境も整っており、思いっきり練習できた。魚も肉もおいしかった」と語った。

 キャンプは3月5日までの予定。薩摩おいどんリーグにも参加し、2日午前11時から同運動公園である社会人の強豪ホンダとの対戦はピックアップゲームとして開催され、会場ではイベントなどが行われる。木村泰雄監督は「歓迎してもらいありがたい。おかげで仕上がりは順調。おいどんリーグは全勝を目指す」と話した。

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