唐揚げや焼きサバなど入った弁当食べ30人が食中毒 ノロウイルス出た龍郷の飲食店を営業停止に

2025/02/27 20:55
〈資料写真〉ノロウイルスの電子顕微鏡像(国立感染症研究所ホームページより)
〈資料写真〉ノロウイルスの電子顕微鏡像(国立感染症研究所ホームページより)
 鹿児島県は27日、龍郷町の飲食店「島の贈物まーさん市場」が調理した弁当から食中毒が発生したとして、同日から3日間の営業停止命令を出したと発表した。弁当を食べた10~54歳の男女30人が下痢や嘔吐(おうと)などを訴え、うち19人と調理従事者1人の便から同じ遺伝子型のノロウイルスが検出された。

 県生活衛生課によると、店は16日に唐揚げや焼きサバなどが入った弁当を調理し、1グループ67人が翌日までに食べた。症状が出た30人中12人が医療機関を受診し、18日には2人が入院。うち1人が入院中で、快方に向かっているという。

 19日に弁当を食べた人から名瀬保健所に連絡があった。店は25日から営業を自粛している。

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