ランナーへの参加賞を準備するスタッフ=28日、鹿児島市山下町の中央公園
鹿児島マラソン2025(鹿児島市など実行委員会、鹿児島陸上競技協会主催、南日本新聞社など共催)が2日、同市を中心に開かれる。1、2日に「おもてなし広場」が設置される中央公園には28日、備品が搬入され、開催準備は大詰めに入った。
テント設営が完了した同広場に、参加賞のTシャツや一緒に渡す飲料、菓子が運び込まれた。スタッフは段ボールから品物を取り出し、仕分け作業に当たった。1日午前10時からランナーに渡す。
2日は走り終えたランナーに同広場でギョーザスープとおにぎりが配られる。「おもてなし給食」に対応するのはボランティア70人。運営スタッフの田中純子さん(46)は「おいしく味わってもらえるよう努めたい」と話した。
号砲は午前8時半。フルマラソンに9089人、ファンラン(8.9キロ)に3432人が出場予定。フルマラソンはドルフィンポート(DP)跡地前を出発後、国道10号を北上。姶良市で折り返し、鹿児島市役所前でゴール。ファンランはDP跡地から山形屋前までを走る。