43段のひな飾りの前で写真を撮る親子=1日、中種子町増田
鹿児島県中種子町増田の今姫神社で1日、恒例の「ひなまつり」が始まった。境内へ続く43段の石段には500体以上の人形がずらり。親子連れらが続々と訪れ、見上げるようなひな壇を背に記念撮影を楽しんだ。2日午後4時まで。
地元の住民グループ「牛之原桜同志会」が、にぎわい創出の一環で2016年に始めた。メンバーら約20人が1日朝に2時間かけ、町内外から寄贈された人形を飾り付けた。
南種子町中之下の岩坪南那ちゃん(6)は「家の飾りより大きくて、とてもきれい」とにっこり。下家とし子会長(75)は「来場者が年々増え、昨年は1500人以上が訪れた。ありがたいこと。細く長く続けられれば」と願った。