宮下くんの策略にまんまとハマった私
3月2日、鹿児島マラソン2025が開催されました。私はランナーの皆さんを応援するオフィシャルアンバサダーとして初めて参加しました。当日は曇りがち。鹿児島市の最高気温が23.9度とかなりの暑さ中、フルマラソンとファンラン合わせて1万人を超えるランナーたちが鹿児島を駆け抜けました。
まず開会セレモニーが行われました。鹿児島市の下鶴隆央市長や姶良市の湯元敏浩市長らがご挨拶(あいさつ)され、元気いっぱいの千葉真子さんが会場を盛り上げ、私もランナーの皆さんへの激励コメントを届け、あとは8時半のスタートを待つばかり。そこへ運営スタッフさんから「迫田さん、あと60秒ほどあります。いけますか?」と聞かれ、「(60秒もいりません! 10秒くらいできっちりまとめますよと思いながら)いけます!」と答え、さらにギアをあげた応援コメントを皆さんに届けて待つこと数秒…長い静寂。
その時、スタートまでの60秒間をつないでくれというお願いだったことにようやく気づきます。どうする?どうする! と焦っていると、流石(さすが)の千葉さんがその微妙な空気を察知してすぐさま引き取り、入念なウオーミングアップの時間へと変えてくれました(笑)。千葉さんの引き出しの多さに本当に救われました。
全てのランナーを送り出した後は、フィニッシュ地点に移動してKTSの生放送です。それにしてもゴールしたランナーのなんと晴れやかなこと! 達成感や充実感に満ちあふれた皆さんの表情がマラソンの魅力を伝えてくれていました。
番組の最後には2年連続の参加となる宮下純一くんがゴール。本当によく頑張ったねと感動していたところ、「来年は迫田さんも参加されますよね?」と生放送でのフライング発信。さらに走り終えたランナーの皆さんからも「来年はぜひ走ってくださいね!」と外堀からどんどん埋められていき、どうにも逃げられない状況に追い込まれ、「前向きに考えてみようかな」なんて答えちゃったもんだから自らをさらに追い込むことになってしまいました。
まあそこはいったん置いといて(笑)。また来年も鹿児島マラソンと何かしらの形で関わって盛り上げたいです! ランナーの皆さん、運営ボランティアの皆さん、沿道で応援し続けてくれた皆さん、本当におやっとさぁでした。