身長174cm、最高到達点295cm 中学生バレーボール国際大会日本Vに貢献 大会MVPの頼冨「将来は五輪で金を」

2025/03/17 18:00
女子MVPに輝いた頼冨果穂=イタリア(提供:日本バレーボール協会)
女子MVPに輝いた頼冨果穂=イタリア(提供:日本バレーボール協会)
 イタリアであった中学生バレーボールの国際大会で日本代表が男女共に優勝した。昨年に続きメンバー入りした鹿児島県の2選手が貢献し、頼冨果穂(武3年)が女子MVP、田中洸(高山3年)が男子ベストヒッターに選ばれた。

 大会は2月21~23日にあったNations Winter Cup(ネーションズ・ウインター・カップ)。欧州各国と日本から男女各8チームが参戦した。

 頼冨は身長174センチ、最高到達点295センチのアウトサイドヒッター。バックアタックを得意とする。

 昨年は決勝でコートに立てなかった。今年は全試合に出場し、決勝では力強いドライブサーブでエースを10本以上奪ったという。「悔しさを晴らせてうれしい」と喜んだ。

 4月には、両親や姉が通った鹿児島城西高に進む。将来はイタリアで競技をしながら日本代表になるのが目標。「オリンピックで金メダルを取る」と固い決意を示した。

 田中は身長194センチの左利きで、主に攻撃を担うオポジットを務める。今年初めて先発出場しコートキャプテンを務めた。男子の初優勝に「自分の代で実現できてうれしい」と喜んだ。

 川内商工高に進み、初年度からレギュラー入りを狙う。「大会では高いブロックを克服する方法などを学べた。高校でもチームを引っ張る存在になりたい」と意気込んだ。

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