入庁者を代表し宣誓する中田誠人さん=1日、鹿児島県庁
鹿児島県職員の辞令交付式は1日、鹿児島市の県庁講堂であり、新規採用264人が人生の新たな一歩を踏み出した。
採用者は2024年度より88人増えた。女性職員の割合は49.6%で、過去10年で最多となった。
農業技師として大隅地域振興局農林水産部に配属される中田誠人さん(24)が代表して「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓う」と宣誓した。
塩田康一知事は訓話で、県政の主役である県民の目線に立った行政実現を呼びかけ、「積極的に現場に赴いて情報収集・把握に努め、政策を企画立案し、情報発信してほしい」と激励。仕事のやり方など先輩職員が気付かない改善点があれば、新鮮な目と柔軟な思考で、積極的にアイデアを提案するよう求めた。