甲突河畔で夜桜を楽しむ花見客=鹿児島市加治屋町
鹿児島県本土は4日、高気圧に覆われ晴天に恵まれた。鹿児島市の甲突川河畔は、夕方から仕事帰りの花見客らでにぎわった。集まった人たちは夜桜の下で“満開”の笑顔を見せた。
甲突川沿いはソメイヨシノなど約500本が見頃。同僚約15人と乾杯した同市花野光が丘の会社員田淵碧唯(あおい)さん(23)は「冷え込みを心配したが思った以上に楽しい」。仕事仲間約50人と宴を開いた同市吉野町の会社役員森永拓郎さん(43)は「新入社員とコミュニケーションを図りたい」と語った。
バーベキューセットを配達する「肉の名門島田屋」(同市)によると、今週末が予約のピークで、4〜6日で計1200人分の予約が入っている。島田秀樹社長(57)は「今年は来週末まで花見が楽しめるのでは」と期待した。