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運転免許証の写しを偽造したなどとして鹿児島地検は17日までに、鹿児島刑務所の刑務官の被告男(32)を有印公文書偽造・同行使などの罪で在宅起訴したことがわかった。起訴は2月21日付。
起訴状などによると、被告は2021年9月、湧水町の自宅で、他人の運転免許証の写しに自身の名前や住所が書かれたテープを貼って偽装。フォークリフト技能講習の申込書にコピーを添付して提出した。また、24年7月24、25日は同町内で、無免許で軽乗用車を運転したとしている。
地検は認否を明らかにしていない。鹿児島刑務所の山内博文所長は「職員が起訴された事実は重く受け止めている。事実関係が明らかになった段階で厳正に対処する」とコメントを出した。