隼人道路、6月15日に完全4車線化 工事遅れの隼人東-隼人西IC(3.7キロ)が完成へ

2025/04/23 17:01
 西日本高速道路九州支社(福岡市)が鹿児島県で工事を進めている東九州自動車道の隼人東インターチェンジ(IC)-隼人西ICの3.7キロが、6月15日午後3時から4車線化されることが22日、分かった。隼人東IC-加治木ICの隼人道路(延長7.3キロ)が4車線化されることになる。

 隼人道路は1992年3月に暫定2車線で開通した国道10号の自動車専用道路。国は安全性など課題の大きい区間を優先して4車線化を進めており、地元の要望を受け2018年3月に事業化された。運用開始により災害時の代替路確保や救急搬送時のリスク低減、地域産業の活性化が期待される。

 今回4車線化される区間は当初、24年度中に完成予定だったが、同区間にある清水川橋(霧島市)の橋脚の基礎工事中に硬い岩盤が見つかり、工程が遅れていた。隼人西IC-加治木ICの3.6キロは22年11月に完成した。

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