鹿児島市のサマーナイト大花火 8月23日開催 混雑解消へ有料観覧エリアを見直し

2025/04/24 11:41
2024年8月、夏の夜空を彩る2尺玉の大輪=鹿児島市桜島小池町の湯之平展望所
2024年8月、夏の夜空を彩る2尺玉の大輪=鹿児島市桜島小池町の湯之平展望所
 かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会の実行委員会(南日本新聞社、鹿児島市など)が23日、市役所であり、8月23日に鹿児島港本港区で開催することを決めた。旧集成館など「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録10周年を記念した花火を打ち上げる。チケットは6月から、インターネットやコンビニで販売予定。

 市観光振興課によると、花火は午後7時半~8時半。公共交通機関の運行状況を考慮し、終了時間を昨年より10分前倒しする。2尺玉2発同時打ち上げ、音楽に合わせた花火など約1万5000発を計画している。

 会場周辺のウオーターフロントパーク内の混雑解消を図るため今回、有料観覧エリアを見直した。パーク内の収容人数は約8800人減らし、自由席7000人分をドルフィンポート跡地南側のE席(千円)に設ける。北ふ頭椅子席(3500円)は3650人。

 最前方のS席988人(椅子席3500円)と広場中央のB席1300組(最大4人、升席8000円)は増やした。そのほかA席56組(同、階段升席1万2000円)、椅子ありの指定席C席1500人(3000円)、指定なしD席は2000人(1500円)。カメラ席(3500円)は最前方2カ所に加え、パーク広場後方に1カ所増やし計102席。

 世界文化遺産登録10周年記念の花火について、実行委会長の下鶴隆央市長は「世界文化遺産の魅力を再発見してもらうきっかけになれば」と期待した。

鹿児島のニュース(最新15件) >

日間ランキング >