クルーズ船で寄港した鹿児島市で大麻リキッドを所持したとして、鹿児島地検は24日、麻薬取締法違反(所持)の罪で、米国籍の住所不定、飲食店従業員の男(35)を鹿児島地裁に起訴した。認否を明らかにしていない。県警が13日、同容疑で逮捕していた。
起訴状などによると、被告は2日、手荷物内に大麻リキッド0.18グラムを所持したとされる。
同日、鹿児島税関支署員が下船時の手荷物検査で見つけ、「乗客の所持品から大麻のような物を発見した」と鹿児島南署に通報した。後日、分析し大麻と判明。13日、横浜港に寄港した際、下船したところを鹿児島県警の捜査員が逮捕した。