海上自衛隊のP1哨戒機に手を振ったりする来場者=27日午前10時27分、鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地
鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で27日、「エアーメモリアルinかのや」があった。家族連れや航空ファン約1万2800人が、航空機の展示や滑走路にバスで入るツアーを楽しんだ。
会場には、海自のP1哨戒機や陸上自衛隊のV22オスプレイが並び、ファンを魅了。オスプレイや米海兵隊のヘリコプターの内部見学には長い列ができた。救難飛行艇US2などの航空ショーでは、来場者が華麗な飛行に歓声を上げた。
P1が高度を下げて滑走路上を通過する「ローアプローチ」を副滑走路からバスで見学できるツアーは初開催。午前、午後それぞれ200人分の整理券はいずれも開始約10分で配布が終了する人気ぶりだった。
串間市の福島小学校4年河野碧司さんはツアーに参加し、「飛行機を間近で見られて迫力があった」と笑顔を見せた。