ファンの声援で熱気に包まれる会場=3日午後、鹿児島市の西原商会アリーナ
バスケットボールB2の鹿児島レブナイズは3日、鹿児島市の西原商会アリーナで信州とのプレーオフ準々決勝に初めて臨んだ。初戦は75-78で敗れたものの、大声援で後押ししたファンは「次は勝って」とエールを送った。
B2優勝を懸けた戦いで、2位以上はB1に昇格する。初戦は3400人が訪れ最後までもつれた試合を見守った。アンソニー・ゲインズ・ジュニア選手の3点シュートで点差を詰め、飴谷由毅選手の得点で逆転すると会場の盛り上がりは最高潮に。日置市の会社員、岡留亮さん(45)は「諦めかけたときに追い上げてくれた」とたたえた。
最後はゲインズ選手の3点シュートが外れて敗れたが、観客席からは温かい拍手が送られた。父、弟と3人で初来場した鹿児島市の中村聡太さん(13)は「惜しかった。あしたこそ勝ってほしい」と期待した。