パタパタメモにガチャガチャ―「欲しいと思えるものできた」鹿児島大学生が初めて公式グッズ開発 売れ行き好調

2025/05/15 14:30
鹿児島大学の学生が企画したマフラータオル(1000円)やポロシャツ(1500円)=13日、鹿児島市郡元1丁目の鹿児島大インフォメーションセンター
鹿児島大学の学生が企画したマフラータオル(1000円)やポロシャツ(1500円)=13日、鹿児島市郡元1丁目の鹿児島大インフォメーションセンター
 鹿児島大学は、初の試みとなる学生企画のオリジナルグッズを開発した。マフラータオルやトートバッグなど6種類を、郡元キャンパス正門横のインフォメーションセンターで販売している。携わった学生は「自分たちの目線で欲しいと思えるグッズができた」とPRする。

 大学の広報活動を担う「学生広報サポーター」の5人が、教職員と協力してグッズの開発に取り組んだ。母校への愛着をより深めてもらおうと、昨年12月から商品のコンセプトやデザインの検討を始めた。約4カ月かけて完成。大学の公式キャラクター「さっつん」を、すべてのグッズにあしらった。

 グッズの価格は300~1700円に設定。4月24日に販売を始め、5月13日時点で約250点が売れた。500着を作ったポロシャツは売り切れた色もあり好調だ。開発メンバーの一人、浜田歩乃花さん(20)=法文学部3年=のイチ押しはパタパタメモ。デザインが異なる4種のメモを組み合わせており「使いやすさをみんなで考えた」という自信作だ。

 清水春菜さん(20)=同=のお薦めは、キーホルダーと缶バッジが入ったカプセルの自動販売機「ガチャガチャ」。「何が出るかなと、買う過程も楽しんでほしい」と話す。11月の大学祭会場に設置することも検討中という。

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